詐欺の手口、進化してるってよ!って話。(広報ちの 平成29年6月号)

もしかして、自分だけは大丈夫。って思ってます?
突然なんだと思われた方、すみません。本日ご紹介する「広報ちの」なんですけど、特殊詐欺について特集記事なんです。もしも「自分だけは大丈夫」って思っていたとしても今一度知ってほしいこと満載ですよ。必見です。
ある日突然「不審な電話」
茅野市の高齢者に聞きました。「特殊詐欺に遭ったことはありますか?」
すると、「息子から名乗る電話」や「長男の名前で声もそっくりな電話を受けた」など多数のエピソードが出てきたそうです。なんと!
「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」は昔のもの?いえいえ、バリバリの現役選手のようでして・・・。長野県内だけでも2016年の詐欺被害額は4億8,952万円になるそうです。※下図参照
しかも高齢者だけではなく10~20代の若い世代がターゲットになることもあるのだとか。スマホの架空請求詐欺ってやつですね。
全国的に見ると被害状況はどうなっているのでしょう。
平成28年の特殊詐欺全体の認知件数は前年に比べて約2%増加、被害総額は約16%減少しました。
被害総額は、振り込め詐欺約373.8億円(警察官等をかたってキャッシュカードを直接受け取る等の手口で、事後ATMから引き出された金額を加えた実質的な被害総額)と振り込め詐欺以外の特殊詐欺約32.5億円を合わせて約406.3億円となっています。※警視庁HPより抜粋
被害総額が減ったとはいえ400億円を超える被害が出ているとは!驚きです。とても人ごとでは済まされませんね。
進化する詐欺手口
メディアや銀行ATM付近なんかでも注意喚起されているのになぜ未だ被害が減少しないのか。それは詐欺手口が進化していることが大きな要因だそうです。
電話口でオレオレと言って振り込ませるというスタイルから、ゆうパックで送るよう要求したり弁護士を名乗る人物が訪ねてきてお金を受け取るもの。電子マネーを購入させるものまで進化しているそうです。また、最新の手口として紹介されているのが、パソコンのセキュリティソフトからのメッセージを装った詐欺です。
突然、「ウィルスに感染しました」とメッセージが。表示された番号に連絡すると対策ソフトを利用するために代金を支払うよう指示されるというのです。たしかにこんなメッセージが突然現れたらびっくりして連絡したくなるのかもしれません。
あの手この手で騙そうと仕掛けてくる詐欺犯たち。そんな進化は必要ないと思います。怒
被害に遭わないためにできること
日頃から気をつけているから大丈夫。そう思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、ある日突然とても信憑性のあるシチュエーションが身に降りかかったら、それでも絶対冷静でいられると言えるでしょうか。正直わたしは自信がありません。
じゃあどうしたらいいのでしょう。
日頃から連絡を取り合う関係を作っておくこと。不審な電話がかかってきても、電話番号が変わったといわれても、いつも連絡をくれる家族を信じて、いつもの電話番号に電話してみる。仕事中で出られないかもしれませんが焦らずに待ってみる。そんな意識が必要かもしれません。※本文抜粋
これは、肝に銘じたいと思います。慌てると正常な判断ができにくくなると言いますし、冷静になるためにも一呼吸おいて、信頼できる家族や友人に話すことが大切なのですね。
ご自身と大切な人を守るためにも、こういった情報はシェアしていきたいです。さすが広報紙、身近で役立つ情報満載です。
「広報ちの」平成29年6月号
http://machiiro.town/p/22082#page/1
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