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日本初「キャッシュレスシティ」を目指し 「多機能タブレット」活用スタート(大阪府泉大津市)

平成30年(2018)年1月に「多言語通訳サービス実証実験の連携協定」を締結した大阪府泉大津市とNIPPON Tablet株式会社(東京都品川区)。4月には泉大津市内の4カ所で「多機能タブレット」の活用がスタートしました。

同時通訳や決済サービスなど6つの機能を持つタブレットは、泉大津市の未来をどう変えるのでしょう。南出市長(以下、市長)とNIPPON Tablet創業者・高木氏(以下、高木)に話を聞きました。

※下記はジチタイワークスVol.2(2018年6月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 [提供]NIPPON Platform株式会社

加速するキャッシュレス化、インフラ整備を急ぐ泉大津市

―今年1月からの連携協定の背景を聞かせてください。

市長:泉大津市は関西国際空港まで電車で20分、難波まで20分、近畿2府4県まで高速道路を使って1時間でアクセスできる便利な立地なんですね。国際港湾があって、韓国も近い。

高木:「世界への玄関口」ですよね。

市長:来年4月にはアジアの主要国から高度人材が集まる教育施設が完成する予定です。世界各地から人材が集まり、この土地で暮らすわけです。住居や税金のことなど市役所にもたくさん相談に来られるでしょう。NIPPON Tabletの端末があれば、1台で7カ国語の通訳サービスを利用できる。市役所や宿泊施設、店舗などにあればお互いに安心して会話ができますよね。

高木:インバウンド対策は言語とお金。もう一つのテーマはキャッシュレスのインフラ整備ですね。

市長:はい。今年の4月に大阪府泉州地域の9市4町で「KIX泉州ツーリズムビューロー」を立ち上げました。泉州地域を活性化するために、どうやってインバウンドを取り入れるかがテーマになります。その仕掛けとして「全国に先駆けてこの地域からキャッシュレス化を進めましょう」と提案したところです。

高木:データの蓄積、というメリットもありますね。

市長:その通りです。どうやったら地域経済を循環させられるか。情報の受発信で人々の行動にどんな変化を起こせるか。ビッグデータを「まちづくり」に活かすことも考えられます。

高木:6月に新しく導入したサービス「pring(プリン)」によって可能性はますます広がるでしょう。このアプリをダウンロードすると個人間の送金ができます。送るのももらうのも0円です。銀行から端末にチャージするのも手数料が0円、口座に戻すのも0円なんです。

南出市長:おもしろいサービスですね。

人の行動を変えられる「地域のデジタル通貨」の可能性

― 泉大津市が、パートナーとしてNIPPON Tabletを選んだ決め手を教えてください。

市長:まずは高木さんの人柄、そしてNTT、アマゾン、ドコモといったパートナー企業や大手銀行と提携していることも信頼の証ですね。NIPPON Tabletの端末には世界主要国の決済システムが入っています。新しいアプリもどんどん取り込み「良いものはこの1台に全部取り入れられる」というオールインワンのシステムも魅力です。

高木:「富士薬品の置き薬」商法と呼んでいます(笑)。準備だけ整えておいて、必要なものだけ使っていただく「利用者主体」のサービスです。

市長:キャッシュレス化はインバウンド需要だけでなく、地元の人にとっても意義深いことなんです。たとえば、「健康ポイント」という形で地域デジタル通貨を発行し、健康のために運動をした方に送金すれば、人の「行動変容」ができる。そんな仕掛けで街を良くしながら、インフラ整備ができれば夢がありますよね。

高木:先進的な取り組みですね。

市長:この多機能タブレットがあれば、これからの時代に先駆けたまちづくりの戦略が仕掛けていける。そのためにNIPPON Tabletさんの力を借りているところです。

高木:ありがとうございます。これからも、新しい機能はどんどん追加して「もっと使える」タブレットにブラッシュアップしていきます。

「通訳サービス」の活用で外国人居住者のサポート(泉大津市)

泉大津市役所では平成30(2018)年4月16日から「NIPPON Tablet」導入をスタート。外国人居住者の来庁を想定し、導入前に庁内で「TV通話の通訳サービス」のデモンストレーションが実施されました。窓口となったのは地域経済課の谷内恵介さん。2時間の間に約30人が操作を体験し、中でも参加が多かったのは生活の相談など外国人居住者と会話する機会が多い福祉部門でした。

「これから外国人居住者が増えるなかで、外国語によるコミュニケーションの不安を払拭できる、心強い存在です」(谷内さん)

会話がスムーズになれば、もっと頼れる市役所に

谷内さんは「今までは私のつたない英語で伝わっているか、相手の言うことを理解できているのかが不安でした。このサービスを使えば自信を持って会話ができます」とメリットを語ります。日本語を話せない外国人居住者は通訳をしてくれる友人と一緒に来庁するのが常でしたが、多機能タブレットを設置することで市役所がいつでも行ける場所に。受付窓口に1台、市立病院に1台設置し、今後も外国人居住者のサポートに役立てる方針です。

ホーム画面で7言語から一つを選択するとオペレーターにつながり、会話ができる。

通訳サービスで緊急時にもスピード対応(ホテルきららリゾート関空)

関西国際空港から車で20分、宿泊客の約6割が外国人だという「ホテルきららリゾート関空」では現在、フロントに1台・和洋のレストランに1台ずつ多機能タブレットを設置。通訳サービスと決済サービスによる「スピード対応」を期待します。たとえば、万が一深夜に腹痛を訴える宿泊客がいたときや金銭面でトラブルが生じそうなとき、重要なシチュエーションでこのタブレットがあれば、オペレーターとTV通話でつながりスピーディーに対応が可能になります。

外国語が話せるスタッフが常駐しなくても、タブレット一つで案内ができる。

キャッシュレス決済で集客につなげる

NIPPON Tabletの端末はカード決済・QRコード決済・スマホ決済にすべて対応できます。インバウンド対策は「言語」と「お金」が2トップ。このタブレット1台でその二つを解決できるのが導入の魅力です。きららリゾートの担当者は「海外の方はSNSでリアルに発信しているので、このサービスがあればホテルの利用増につながるのでは」と期待を語ります。

館内には和・洋のレストランがありそれぞれに1台ずつ設置。通訳サービスと決済サービスの2本柱で海外旅行客の快適な滞在をサポートしている。

多機能タブレットを自治体へ無料配布モデル都市を募集中

兵庫県三木市、栃木県益子町、徳島県徳島市、東京都稲城市、埼玉県和光市など全国40自治体で展開!(※検討中自治体含む)

外国人に向けたおもてなしや地域店舗の集客・販促にも役立つ「NIPPON Tablet」。現在、全国の自治体に無料でレンタルし、モデル都市としてサービスを提供しています。「あったら安心・便利」な6つのサービスをご紹介します。

①決済サービス

クレジットカード決済のほか、中国人旅行客の利用が多いスマホ決済「WeChat pay(ウィチャットペイ)」「NETPay」(ネッツペイ)などの海外QRコード決済、交通系ICカードまですべて1台で対応できます。また、今後は国内QRコード決済ブランドも順次利用可能に。

②集客サポートサービス

来店客に「おみせ応援アプリ」をインストールしてもらうと、スタンプカードや割引券をスマホに格納でき「クーポン発行」による再来店の促進ができます。アプリを持つ友人同士で割引券を転送できる「紹介機能」を
使って口コミを強化。顧客管理にも役立ちます。

③7カ国語テレビ通訳

タブレットの端末からコールセンターにつながり、TV通話で同時通訳ができます。7言語に対応でき、365日(9時~21時対応可能※タイ語は9時~18時、ベトナム語は10時~19時)サービスを実現しました。表情、身振り手振りまでお互いに見えるのでコミュニケーションがもっとスムーズになります。

④免税申請用紙発行

パスポートをタブレットのカメラで読み取るだけで簡単に「免税申請用紙」が発行できます。書類完成までたったの1分。オプションで、国税庁・管轄税務署への「免税店許可申請」の代行サービスもあります。

⑤ BGM

BGM機能を新たに追加し、500万曲・1000チャンネルが使い放題。邦楽・洋楽・R&B・ジャズ・クラシックなどお店の業態や雰囲気に合わせたBGMをセレクトでき、月額制で利用できます。

⑥ スタンプラリー

商店街や町内会のイベントで活躍するのが「スタンプラリー」機能です。各店舗に設置されたタブレットのQRコードを、来店客がスマートフォンで読み込むとスタンプがつき、ラリー形式で巡っていく、という楽しみ方ができます。祭りや地域をあげてのイベントの際に、集客・回遊を促進できる優れたツールです。

お問い合わせいただいた自治体にもれなく無料プレゼント!

漫画『タブレットを活用してお店を繁盛させる方法』

NIPPON Tabletが、商店街活性化プロジェクト推進のために自社制作した漫画です。地元に住む主婦が「おみせ支援マスター」として、商店街の各店舗にタブレットを勧めると……。閑古鳥が鳴いていたお店が息を吹き返すまでのストーリー。この1冊で多機能タブレット活用のノウハウが分かります。お問い合わせいただいた自治体へ無料で1冊、プレゼントしています。

お問い合わせ

NIPPON Platform株式会社
03-6328-2627
メール support@nippon-g.jp
Web https://nippon-platform.co.jp/

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