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  1. 外国語学習に+αで 「伝わる」おもてなしを実現(宮城県)

外国語学習に+αで 「伝わる」おもてなしを実現(宮城県)

外国人向けの観光市場としては逆境からスタートした東北地方で、インバウンド獲得を狙う宮城県の動きとは?

地元事業者たちへの研修活動を推し進める、宮城県経済商工観光部観光課の吉越大悟さんに話を聞いきました。

※下記はジチタイワークス観光・インバウンド号(2019年5月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 [提供] 株式会社ライフブリッジ

宮城県の現状と課題

昨年、訪日外国人が3000万人を超えたことが話題になりました。全国的に活況ムードですが、東北は少し事情が異なります。2018年の外国人延べ宿泊者数が全国7900万人だったのに対し、東北6県では121万人(※)。わずか1. 5%という結果で、全国水準から取り残された形なのです。この現状について吉越さんは語ります。

「宮城県のケースでいうと、食や伝統工芸、文化財や景勝地など発信すべき魅力は数多くあります。復興も進んでおり、地元事業者の方々も海外のお客様を待ち望んでいます。しかしその反面、外国語での接客に不安を感じている方が多いのが現状です。外国人観光客を迎えるためには、ハード・ソフトの両方を充実させる必要があります。ハード面については、Wi- Fi整備や多言語看板の導入などを順次実施していきます。残された課題は、ソフト面の充実でした」。

(※統計出展:国土交通省観光庁)

必要なのは語学研修だけなのか?

インバウンド受け入れには外国語の習得が必須だが、同時に地域全体で歓迎の気持ちを伝えるマインドセットが必須。これを事業者に対して行うのが宮城県の喫緊の課題だった。そこで白羽の矢を立てたのが、外国語研修だけでなく地域の発信力も含めたサポートをしているライフブリッジだったのです。

「この選択は正解でした。英語に苦手意識がある人でも、例えばカタカナ接客英語研修では『Is t hat a ll?』を『伊豆ダロー?』と発語すれば伝わる、といった具合に分かりやすく教えられるので、楽しみながら受講できた様子でした。伝われ!という気持ちと小さな工夫で意思疎通が可能だと教えられたのです」(吉越さん)。

類似のサービスを提供する企業は他にもあるが、最後まで徹底して付き合ってくれるという点、そして語学研修以外でも細やかな対応をしてもらえるという点において、良いパートナーを得たと実感しているそうです。

宮城県観光課の吉越大悟さん

研修の成果と今後の展望

サービスの充実度は重要だが、本当に大切なのは効果。それを知るため、吉越さんは自ら研修に参加した。そして現場の空気を感じ、「これならいける」と確信できたと言います。

「語学研修だけでなく、外国人おもてなしセミナーや翻訳サービスなどメニューが多彩で、研修参加者からも『外国人と向き合う心構えができた』、『CS向上につながる実践的アドバイスをもらえた』といった声が上がっています。手応えは十分です」。

地域活性化にはゴールがありません。特にソフト面の充実は継続して行う必要がありますが、宮城県がライフブリッジと共に築いた土台は、インバウンド獲得に向けた貴重な一歩となっているようです。

英語が苦手でもその日から使えるカタカナ接客英語とは?

インバウンド対策におけるゴールは経済効果の創出とそれによる地域活性化。だからこそライフブリッジでは「伝える」「使える」ことを何より重要視しています。

研修会のプログラムは地域の課題や 要望に合わせてカスタマイズ

研修会

●即売上に繋がるカタカナ接客研修

インバウンド接客英語研修のゴールは、実際の接客で使え、売上につながること。ライフブリッジの研修では、英語への苦手意識をなくし、4単語以内の短くかつシンプルなフレーズで伝わる英語を教える。

●ニーズに応える研修の流れ

地域性や受講者によって研修メニューをカスタマイズ。さらに各メニューと組み合わせることにより、より実践的な学びにつながる。

参加者からの声

難しく考えて、苦手意識がありましたが、知っている単語で、笑顔・表情・ジェスチャーで伝わるとの事でしたので、どんどんチャレンジしたくなりました。

編訳

文化背景が異なる外国人に対し日本語の直訳だけでは魅力は十分に伝わらない。「商品の魅力を伝える」ことを主眼におき編集というひと手間を加えることで外国人の心を掴む翻訳、それが「編訳」。

SNS プロモーション

インバウンドにおいて「口コミ」の宣伝効果は絶大。購読者120 万人持つユーチューバーをはじめ、SNS に多くのファンを抱える外国人インフルエンサーによる情報発信による効果的なプロモーション。

まだ知られぬ日本の魅力を世界に伝えたい

私が初めて留学をした時の日本は「豊かだけれど、面白みがない国」でした。時代は令和。世界中が日本文化の豊かさ、美しさ、素晴らしさに気づき始めています。

私たちは、日本、特に地方のインバウンド対応強化を加速度的に進め、これまで以上に地域住民による持続可能な地域づくりの一助になれるよう引き続き努力して参ります。

株式会社ライフブリッジ 代表取締役 櫻井 亮太郎さん

お問い合わせ

株式会社ライフブリッジ 022-290-9585
〒981-3133 宮城県仙台市泉区泉中央1-7-1 地下鉄泉中央ビル内
メール kenshu@lifebridge.jp
Web http://lifebridge.jp/

 

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