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  1. 商店街活性化への第一歩は市役所窓口から始まる(大阪府泉大津市)

商店街活性化への第一歩は市役所窓口から始まる(大阪府泉大津市)

インバウンド客をターゲットに通訳機能や決済機能を備えたタブレットを開発し、全国に20万台を無料レンタルする次世代型の社会インフラ事業を展開する「NIPPON Tablet」(東京都品川区)。

大阪府の泉大津市役所では窓口業務での導入が決定しています。南出賢一泉大津市長に今後のタブレットの活用方法について話を聞きました。

※下記はジチタイワークスVol.1(2017年12月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 [提供]NIPPON Platform株式会社

インバウンド客をおもてなし通訳や決済を1台で

泉大津市は関西国際空港まで電車で約20分、大阪市の中心地・難波へも約20分と“日本のへそ”に位置しています。この地の利を生かして国際ハブ都市を目指していますが、現状は観光客へ向けた祭や文化、グルメなどのPRが足りていません。

今回「NIPPON Tablet」を市役所に設置するのは、7カ国語のTV通訳機能があり、外国人旅行客に向けたおもてなしができるからです。2018年2月にはKIX泉州国際マラソンが控えていて、来日する外国人旅行客にこの機能を活用した観光案内をすることもできます。また、旅行客だけでなく居住者からの問い合わせや子育て・福祉の相談、国際交流協会でのサービスにも役立てたいと考えています。

導入を決定して職員に話すと、「これ、すごく便利ですね」と言ってくれました。ただ、設置の意図や今後の可能性は、間接的に聞くと熱意が伝わらなくなってしまいます。今は関係する職員全員で説明を聞き、一緒に未来の都市構想を練っています。

南出賢一泉大津市長(大阪府)

タブレットで地域を活性化防災・防犯にも活躍

市役所で導入したことをきっかけに、今後は地元の宿泊施設や商店街での設置も計画しています。「NIPPON Tablet」の決済機能やポイントカードシステム、顧客管理システムは、新たな利用客を呼び込むことができるでしょう。地域での交流が生まれ、経済が活性化すると期待しています。また商店街の個人商店にタブレットを置いておくと、海外で主流の決済方法にも対応できる。駅前や観光地など外国人が多いエリアを中心に普及を促進し、外国人旅行客の消費増加を見込んでいます。注目しているのは防犯・防災機能です。

有事の際は市内に設置されたタブレットに行政から一斉に防災情報を送ることができます。おもてなしができる、決済ができるだけでなく、行政と各店舗が密接につながるところが魅力です。

世界に誇る教育コンテンツを広めていく足がかりに

最先端のテクノロジーを導入して地域の活性化に生かし、外国人旅行客のニーズに応え、にぎわいのある地域へと成長する。それだけでなく、2年後には市内にアジアの優秀な人材を集めた学校を誘致する計画です。地域の魅力が増えれば、ここで起業・チャレンジする人が集まりイノベーションが生まれるでしょう。

さらに、泉大津市独自の教育プログラムや日本一の毛布生産量を支える技術も、全国に、そして海外に広めたいと考えています。タブレットを使った都市活性化モデルを他の自治体に先駆け泉大津市で実践し、日本初、世界初のコンテンツを積極的に発信していくことに意義があると考えます。

設置予定の「NIPPON Tablet」のデモ画面

泉大津市での導入事例

①包括連携協定の締結合意

泉大津市とNIPPON Tabletで包括連携協定を締結。市役所などの行政窓口で利用を開始し、同市での設置を促進していくことに合意する。

ポイント01 予算0円で導入可能

②設置場所の選定

市役所1階総合受付、健康福祉部、教育部、市立病院、国際交流協会など、外国人旅行客および外国人居住者とのコミュニケーションが多い現場の意見を聞き、設置場所を選定している。早ければ年内に、遅くともKIX泉州国際マラソンまでには導入できればと考える。

ポイント02 こまめな情報共有で職員のモチベーションが上がりました(南出市長)

③宿泊施設や商店街での導入

地元の商工会議所や商店街への説明会・勉強会を開催予定。駅高架下飲食店街やホテル、中小個人商店など設置する店舗を拡大するよう調整中だ。

ポイント03 市民への周知・告知のためのプロモーションも展開予定

 

NIPPON Tablet の活用方法

TV通訳サービス

自治体窓口、店舗、宿泊施設での説明、観光地の紹介などに利用。外国語対応のコストを下げつつ顧客満足の増加につなげる。

集客・販促サービス

既存のスタンプカードや割引券を、来店した市民が簡単にスマホに取り込めるので、店舗と市民の継続したコミュニケーションが生まれる。市民から友人・知人へスマホで簡単にカードや割引券を渡せるので“市民同士のつながり”を活用した集客・販促による経済活性化ができる。

決済サービス

既存のカード決済だけではなく、インバウンド客向けの決済も可能なため、消費場所の拡大、インバウンド客の消費金額の増加、地域経済の活性が見込まれる。

防犯

新しく搭載される防犯機能で地域の治安が良くなり、治安維持にかけているコストが削減できる可能性がある。

地域の魅力をPR

行政主導で最先端のデバイスを取り入れ、地域の魅力を国内外にPR。泉大津市にある最先端の技術や独自の教育コンテンツを輸出し新たな財源を確保する。

防災

有事の際は市内に設置されたタブレットに行政から防災情報を送ることができる。市民への事前周知や予防に対する意識の向上も期待される。

※後編「次世代型の社会インフラとして20万台を無料配布し商店街活性化を加速させる」につづく(タイトルにリンク)

 

お問い合わせ

NIPPON Platform株式会社
03-6328-2627
03-6328-2627
メール:support@nippon-g.jp
Web:https://nippon-platform.com/

 

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