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  1. あわら市で宅配ボックスへの補助金を開始!再配達をなくして皆がハッピー

あわら市で宅配ボックスへの補助金を開始!再配達をなくして皆がハッピー

スマートフォンの普及に伴い、ネット通販やフリマアプリの利用が日常的になってきました。いつでもどこでも気に入ったものを買うことができて、さらに重い荷物を運ぶ必要がないのはとても便利ですよね。

しかし、その裏で宅配業者への負担が問題とされています。家に帰った時に不在票が入っているのを見ると、申し訳ない気持ちになることも。また、再配達でストレスを感じている人も多いようです。

そんな全国的な課題を解決するため、あわら市では全国に先駆けて「宅配ボックス補助金」という施策が始められ話題になっています。

再配達率が49%から8%に減少

あわら市では市の重要政策に「若い世帯が住み、生み、育てたくなるまち」の実現を掲げ、かねてより「働く世代応援プロジェクト」を実施し、働きやすく暮らしやすいまちづくりを推進しています。

その一環として、平成28年10月から平成29年3月にかけて、パナソニック株式会社の宅配ボックス実証実験に協力。市内の共働き世帯106軒に、宅配ボックスを設置しました。

すると、宅配ボックス設置前は1ヶ月間の再配達率が49%だったのに対して、4ヶ月通しての再配達率を8%にまで減少させることが出来たそうです。

画像引用:パナソニック株式会社 実証実験特設サイト
http://sumai.panasonic.jp/exterior/takuhai/combo/project/

さらにモニター世帯の満足度調査では98%が「満足」と回答。それだけでなく、宅配業者の労働時間を約223時間削減し、トラックのCO2排出量を約466kg削減したということで、関わる人や地球にも良いことばかりです。

またパナソニック株式会社によるレポート動画がありましたので、ぜひご覧ください。

本当に素晴らしい取り組みですよね。その他インタビューなど詳しい情報はパナソニック株式会社の特設サイトよりご覧いただけます。

補助制度の概要

ところで、気になる補助制度の概要は以下の通り。

■名称
あわら市暮らしやすいまち推進事業補助金

■補助対象者
次の全てに該当する人)

・あわら市に住民票のある人
・市税を滞納していない人
・対象となる住宅に自ら居住している人
・対象となる住宅の所有者から設置の同意を取得している人

■補助条件
・設置後2年間は、宅配ボックスの利用状況の調査にご協力をいただきます。
・宅配業者に設置したことを報告、あるいは情報を提供させていただきます。

■機器の要件
次の全てに該当する宅配ボックスであること

・申請者の住所または居所と同一建物内または同一構内に設置されていること
・収納した宅配物などが外部から完全に見えない構造であること
・宅配物などを安全に保管できること
・盗難を防ぐため、アンカーなどで固定されていること
・正当な受取人のみが受け取りできる機能(施錠されるなど)を有していること

■補助対象経費
宅配ボックスの設置に係る費用のうち、宅配ボックスの購入代金
ただし、設置工事費は含みません。

■補助率
補助対象経費の2分の1

■補助限度額
4万円

■その他
・申し込みは1戸の住宅につき1台です。
・交付決定前に設置されたものは補助対象になりません。(事前に交付申請が必要)
・予算が無くなり次第終了します。

補助金申請から支払いまでの流れや申請書等の様式については、あわら市のホームページよりご確認ください。

ご担当者の声

最後に、あわら市のご担当者(政策課 山本さん)に現状や今後の展望をお伺いしました。

Q.実証実験当時の反響や手応えはいかがでしたか?

画期的な取り組みだ、すごく助かった、など数多くの反響がありました。共働き世帯だけでなく、玄関チャイムの音が聞こえづらい、足が不自由といった高齢者のお役にも立っているみたいです。また、運送業の方より、「この業界であわら市を知らない人はいない」というお声をいただきました。(笑)

Q.補助制度の申し込み状況はいかがでしょうか?

今年の7月から開始し、現在8件のお申込みをいただいております。まだまだ募集中です!

Q.今後の展望を教えてください!

さらに多くの方に働きやすく暮らしやすいまちを実感していただけるよう、これからも補助制度を続けていけると良いなと思っています。

補助金で地域の課題を解決

いかがでしたか?本当に関わる人みんなが幸せになる素晴らしいモデルですよね。

特に、社会的に問題視されている点への迅速な取り組みというところも評価されるポイントです。今回のような実証実験を行うことができれば、実際の導入に向けても弾みを付けていけるのではないでしょうか。

自治体と企業が連携するからこその規模感と社会への影響力があると思います。今後も地域の課題に対して迅速なトライアンドエラーが展開されていくことを期待します。

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