子育てに不安を抱えるお母さんを救え!(広報あづみの 平成29年9月20日号)
先日、行きつけの本屋をブラブラ散策していたら「育児」をテーマにした本や雑誌がズラッと並ぶコーナーを見つけました。で、ふと思いついて「育児」というキーワードでインターネット検索してみたら、こちらもすごい情報量。
これだけの情報があるということは、情報を必要としている人が多い(=育児に不安を感じている人が多い)ということ。
今回ご紹介するのは、そんなテーマの特集記事です。
ひとりぼっちのお母さんを減らす
“育てにくさを感じたとき、何らかの解決方法を知っている?”
これは、安曇野市が乳幼児検診の際に行ったアンケート調査項目のひとつです。
この質問に「はい」と回答したお母さんは86.4%。この数字だけ見ると子育てに関する問題はあまりないようにも思えます。でも、重要なのは13.6%のお母さんたちが「子育てに不安を感じている」という事実。10人に1人が、子育てについて誰にも相談できずに孤立している可能性があります。
安曇野市では今年の4月から、こうした「ひとりぼっちのお母さん」を減らすための取り組みをはじめました。それが「母子・子育て相談窓口」です。
「母子・子育て相談窓口」では妊娠期から乳幼児期を中心に、専門のスタッフがお母さんの不安や悩みについて一緒に考え、サポートしてくれます。ちなみに、開設からの5ヶ月の間に寄せられた相談数は685件。「検診や予防接種の受け方」「子どもを預かってくれる施設」「授乳の方法」など、相談内容もさまざまです。「『こんなちょっとしたことでも相談してもいいのかな』と思っている方、ぜひ、声を掛けてください」担当の保健師さんはそう語ります。
市では窓口に寄せられた相談に対応するだけでなく、地区の担当保健師や関係機関とも連携して、継続的な支援の提供を目指しているそう。ぜひ多くのお母さんたちに利用してほしい制度ですね。
地域の中にも「小さな支え」が
お母さんたちの不安を和らげる支えは、地域の中にもあります。
たとえばスーパーでの買い物中、ぐずった子どもに「いいのよ、いいのよ」とあやしてくれる人がいたり、「何ヶ月?」と声をかけてくれる人がいるだけで、お母さんたちは気持ちが楽になるそうです。
また「児童館」では、育児をしているお母さんたちに向けた、就労相談の情報を提供しているとのこと。地域には、お母さんたちを助けてくれる所が意外なほどたくさんあります。
ただし、家の中でじっとしたままでは、地域の人たちや行政・福祉団体からのたくさんの「小さな支え」になかなか辿り着くことができません。肝心なのは、そこに踏み出す最初の一歩です。
ひとりで抱え込まない、抱え込ませない
地域で育つ子どもは、やがて地域を支える柱になります。つまり地域の未来は、地域で子育てをするお母さんたちと、お母さんたちへのサポートにかかっているといっても過言ではありません。
子育て中のお母さんたちは、不安や疑問を感じたら、ひとりで抱え込まずに行政の窓口や福祉団体のサポートを利用してください。窓口の情報は地元の広報紙にも掲載されています。
また地域の人たちも、なにげない声掛けをしたり暖かく見守るだけでお母さんたちの支えになれます。まずは身の回りへの目配りからはじめてみませんか?
「広報あづみの」平成29年9月20日号
http://machiiro.town/p/26300#page/1
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