自分は大丈夫、は危険です!(広報ひらど 平成29年2月号)
みなさんの周りに、詐欺の被害に遭ったり、遭いかけたことがある人はいますか?・・・何を隠そう、私のところにも「架空請求」のハガキが届いたことがあります。まったく身に覚えのない内容とはいえ、ちょっとドキッとしましたね。
こうやって、ワケがわからないうちにたくさんの人が騙されているのかと思うと、本当に腹が立ちます!(怒)
手口を知って、詐欺に備える
今回の広報ひらどは、オレオレ詐欺や架空請求詐欺といった「特殊詐欺」の特集です。
平成27年度の特殊詐欺の被害額は、全国で約482億円。なんと、1日につき1億3200万円という計算です!これはすごい金額ですね。
記事の中では、特に多い「オレオレ詐欺」や「架空請求詐欺」をはじめ、さまざまな詐欺の種類、手口、対処法、実際に被害に遭った人の声が紹介されています。
合言葉は「あごのおだし」
実際に被害に遭った人の約7割は女性で、しかもそのうちの約半分が70歳以上の方だそうです。お年寄りの女性が子や孫を思う気持ちを悪用する犯罪者は、本当に許すことができません。
とはいっても、いつどんなタイミングで近づいてくるかわからないのが詐欺。被害を防ぐには、あらかじめ「事前の備え」をしておくしかありません。
そこで登場するのが『あごのおだし』。これは警察と平戸市が協力して考案した、詐欺の兆候を見つけて被害を防ぐための合言葉です。
とにかく大事なことは、
・普段から家族や周りの人とコミュニケーションをとっておくこと
・何かあったらすぐに家族や役所、警察に相談する習慣を身に付けておくこと
あと、非通知着信を拒否する電話設定や『振り込め詐欺見張り隊』という名前の自動録音機を使うことも有効だそうですよ(平戸市ではこの装置を無料貸し出ししているそうです)
過信は禁物。油断しないで!
今回の特集記事は、総ページ数14ページ。これは広報紙の特集としては異例の多さです。内容もとても充実していました。多くの世帯に配られる広報紙でこういう特集が組まれるのは、とても意味のあることですね。
といっても、詐欺の危険は平戸市だけの話ではありません。
ですから「自分は大丈夫」なんて考えは禁物。住んでいる地域や年代にかかわらず、役所や警察からのお知らせに注意して、事前の備えをしておくようにしましょう!
「広報ひらど」平成29年2月号
http://machiiro.town/p/18410#page/1
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