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  1. 活躍の場を広げる若手職人たち(広報ひろさき 平成30年1月1日号)

活躍の場を広げる若手職人たち(広報ひろさき 平成30年1月1日号)

焼き物や塗り物など、日本各地に分布する伝統工芸。国内だけでなく海外でも高く評価されている伝統工芸ですが、多くの人はその担い手を、高齢の職人とイメージするかもしれません。

そんな中、弘前市では、青森県を代表する伝統工芸「津軽焼」「津軽塗」「津軽打刃物」のそれぞれで30代の若手職人が活躍の場を広げています。

歴史と伝統のある工芸品を引き継ぎ後世に伝えていくと同時に、現代のニーズに合わせ、若い感性を活かし新たな可能性を広げようとする3人の職人たち。

今回は「広報ひろさき」に掲載されたインタビュー記事から、彼らの想いや取り組みについてご紹介します。

伝統を引き継ぐ3人の若者

青森を代表する伝統工芸品として今回ピックアップされたのは、りんごの木灰を材料にする「りんご釉」が特徴の焼き物『津軽焼』、制作技法が県内初の重要無形文化財に指定された『津軽塗』、津軽藩時代から数百年の歴史を持つ『津軽打刃物』の3つ。

それぞれジャンルの違う工芸品ですが、共通しているのは、若者が活躍していること。津軽焼の佐藤学さんは現在34歳。父が始めた窯元の2代目として、15年にわたり腕を磨いています。津軽塗の小林正和さんは31歳。6代目として家業を継いでいます。同じく31歳の吉澤剛さんは、津軽打刃物の8代目。刀匠の資格取得に向けて、修行に励む毎日です。

「民間の企業が向いていないっていうのは僕たちみんな一緒かもね」インタビューの中でそう語る3人ですが、自分でモノを作ってそれを売って食べていく厳しさも実感しています。それでも3人の語り口からは、ものづくりにかける想いや喜び、互いに対する尊敬などがにじみ出ている様子が感じられます。

手作りならではの面白みと難しさ、作り手の個性から生まれる魅力と驚き、販路開拓の苦労、それぞれの「ひらめき」の生み出し方など、「若い職人同士の会話」から飛び出すさまざまな想いやホンネを、ぜひ特集記事から直接読んでみてください。

新たなブランドづくりに向けて

3人の若手職人が描く将来も要注目。それぞれが受け継いだ伝統工芸を後世に伝えていくのはもちろんですが、それ以上の新しい伝統工芸も生み出されようとしています。

たとえば『持ち手に津軽塗が入った包丁』や『津軽焼と津軽塗を重ねた重箱』のように、それぞれの工芸品のコラボレーションは現代的な新しい試みといえるかもしれません。

「それぞれが使っている材料や技術を掛け合わせ」た商品を作ってみたいと語るのも、同年代の若者同士ならではの感性やコミュニケーション力のたまものでしょう。これから先も、津軽の伝統工芸品から目が離せません。

伝統工芸が発展していくために

今、青森だけではなく日本全国で、若い力が伝統工芸を支えはじめています。安価な大量生産品があふれる現代だからこそ、彼らのフレッシュな取り組みが今後の伝統工芸発展のカギとなることでしょう。

そしてもうひとつ。伝統工芸が続いていくためには、作り手だけでなく使い手、つまり消費者も必要だということを忘れてはいけません。

みなさんの身近な地域には、どんな工芸品がありますか?それに触れてみたことはありますか?

各地の伝統工芸がこの先も発展していくために、ほんのちょっとでも、私たち一人ひとりが身の回りの工芸品に(そしてその作り手に)興味を持つことは大切。まずは気軽に、地元の広報紙などから情報収集してみませんか?

 

広報ひろさき 平成30年1月1日号
http://machiiro.town/p/29684#page/4

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