海のためにできること(広報いぶすき 平成29年7月号)
今年こそはサーフィンをはじめたい(本気)。
海って聞くだけでテンション上がります。眺めるだけでも癒されますし泳いでも楽しいですし、あの広さはまさに懐の深さと比例していますよね。
ですが、いくら懐が深いとはいえ、やっちゃいかんことはいかんです。海のごみ問題についてです。これは他の生物にも影響を及ぼしているようですよ。本日は「広報いぶすき」のご紹介。
ウミガメを守る
古来より、竜宮伝説が語り継がれてきた指宿。美しい海岸が広がり、竜宮の遣いとも呼ばれるウミガメが多く訪れています。今回は、ウミガメを案内役として、私たちが自然環境のためにできることを考えていきます。※本文抜粋
優雅に海を泳ぐウミガメちゃん。見ているだけで癒されますね。
指宿市に上陸し産卵するのはアカウミガメという種類だそうですが、現在IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに登録されており絶滅危惧種に認定されているとのこと。
ウミガメの産卵は5月下旬から8月上旬。約100~140個の卵を産むんだそうです。ただ、満潮時には産卵に適さない環境になってしまうため、指宿市内に設置したふ化場へ卵を移動し見守っています。
美しい海に
ウミガメなどの生物を守るために必要なこと。それは海岸のごみを減らしきれいに保つこと。です。
ウミガメは上陸する際ごみ等の障害物が多いと途中で引き返し諦めたり、海に漂うプラスチック片を食べてしまうこともあるそうです。
また、子ガメがふ化する際もごみがあることで地上に出られず死んでしまったり弱ることもあるんですって。
無事に大人になれるのは5000匹に1匹とのこと。驚きの数字です。成長できるウミガメを増やすために。海をきれいにするために。
わたしたちにできることは何でしょう。
今すぐ行動にうつせること
まず、ごみのポイ捨てをそれぞれがやめること。ごみに気が付いたら拾う。簡単ですがこれだけでずいぶん変わってくるのではないでしょうか。
「広報いぶすき」では、海岸を清掃する方々やウミガメのふ化を見守り放流した小学生が紹介されています。
みなさんの想いは、海をきれいにしたい。ウミガメがまた帰って来られる海にしたい。と、とてもシンプルです。
指宿市では「綿江湾クリーンアップ作戦」を7月8日に開催。開催日まであまり時間がありませんが、興味のある方ぜひご参加を。
みんなの海をきれいに。
「広報いぶすき」平成29年7月号
http://machiiro.town/p/23354#page/3
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