ご当地グルメは奇跡の海の魚たち(広報いぶすき 平成29年10月号)
魚は好きですか? 最近、魚を食べましたか?
海に囲まれた日本では年間を通じてさまざまな魚が水揚げされます。刺身をはじめ、味わい方もいろいろです。せっかくなら、海の幸を楽しみ尽くしてみたいですよね!
というわけで、今回は魚が豊富な鹿児島から「広報いぶすき」の特集記事をご紹介します。
旬の恵みの宝庫、鹿児島の海
南北600キロにわたって伸びる鹿児島には、水深0メートルの干潟から水深1,000メートルの深海までさまざまな海があります。これらの海には黒潮や対馬暖流などの海流の影響や約3万年前の噴火によって作られたカルデラ地形により非常に多くの魚類が生息しており、まさに「奇跡的な海」です。
実際、鹿児島の海や川で水揚げされる魚などの数は約300種類といわれます。その中には養殖日本一のカンパチやブリ、アユやニホンウナギなどの川魚、春先に脂が乗るマダイや秋のマサバ、高級品のケンサキイカなど、味わい豊かなものも豊富。こうした旬の恵みは、地元の魚市場や物産館、移動販売などでお目にかかれます。
カルシウムやミネラル、ビタミン類といった栄養がふんだんに詰まった魚。特に必須脂肪酸のDHAとEPAは、認知症予防や動脈硬化予防、脳の働きを促進する作用など、体にとって良いことづくめです。健康のためにも、積極的にいただきたいですね。
鹿児島の旬の魚の楽しみ方
「広報いぶすき」の特集記事では、市内の3つの漁協で水揚げされる海の幸の「楽しみ方」が紹介されています。
たとえば、鮮度の落ちやすさからあまりスーパーなどには並ばない「ハガツオ」。本ガツオと比べて値段が安いのに、鮮度次第では刺身にすると本ガツオより美味しいそうです。ほんのりと甘い刺身の他にも、タタキや竜田揚げといった食べ方もあります。
もうひとつ、「シロカマス(ヤマトカマス)」もオススメです。やはり鮮度が落ちやすいためと大量に獲れることから値段の安い白身魚ですが、塩焼きやフライ、天ぷらにするととても美味しいとのこと。記事には「大葉と梅肉」「オクラ」「チーズ」を使った包み揚げのレシピが掲載されていますので、もしシロカマスを手に入れることができたらぜひ挑戦してみてください。
また指宿市内にある『道の駅山川港「活お海道」』や『道の駅いぶすき「彩花菜館」』でも新鮮な刺身や海鮮丼を味わえますし、鮮魚や水産加工品を買うこともできますよ!
もっと魚を楽しもう
現代日本人の食卓は肉にかたよりがちといわれます。また、魚は「調理が面倒」と感じている人も少なくないようです。それでもこうした記事を読むと、あらために魚の魅力に気付き、魚を食べてみたいと感じるのではないでしょうか?
といっても、鹿児島の新鮮な海の幸は、やはり現地で味わうのが一番! 可能なら鹿児島に出かけて、取れたての魚を地元の食堂や道の駅などでいただきたいものです。
もちろん鹿児島に限らず、全国にはその土地でしか味わえないご当地グルメがたくさんあります。旬の恵みを楽しむために、たまには足を伸ばしてみませんか?
「広報いぶすき」平成29年10月号
http://machiiro.town/p/26464#page/1
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