ごみを減らして住み良い街に(広報いながわ 平成29年5月号)
これまで何回か引越しをしてきましたが、住む街が変わるたびに苦労するのが「ごみ」の捨て方です。専用のごみ袋や回収の曜日、分別の仕方など、地域によってほんとにバラバラなんですよね。
とはいえ普通に生活している限り、ごみ問題は避けて通れません。今回は「広報いながわ」から、ごみの問題について考えてみましょう。
ごみをめぐる厳しい現状
猪名川町では、燃えるごみは川西市の焼却施設で処理、それ以外の廃棄物は神戸沖埋立処分場に運んで処理しています。ただし埋立処分場はあと10年でいっぱいになり、その後のごみの受け入れ先はまだ決まっていません。
もしこのままのペースでごみの排出が続いていくと、受け入れ先が見つからなかった場合に大規模な環境破壊につながる恐れもあるそうです。
実は猪名川町では年間で約9千トン、1日あたりごみ回収車5.3台分のごみが発生しています。ひとりあたりに換算すると1日842g、なんとごはん茶碗6杯分にも相当します。ちょっと驚きの量ですね。
3Rと分別が地域を救う
この現状をなんとかするには、住民一人ひとりの意識と行動を変えるしかありません。具体的には、「3R」を心掛ける必要があります。
特集記事では、例えば買い物でのマイバックの活用や、シンクに溜まった生ごみの水気を切ること、リサイクルショップやフリーマーケットの活用、びんやペットボトル、プラスチックなどをリサイクルするための分別方法について紹介されています。今すぐ使えるワザもあって参考になりますよ!
個人の視点で見れば、こうした行動はささいなものかもしれません。でも町全体で見ると、これによって膨大な量のごみを減らすことができるそうです。
ごみ問題は、人ごとじゃない
ごみ問題は猪名川町だけの話ではありません。日本全体が同じように抱えている問題ですし、地域によってはもっと深刻なところもあります。
もちろんどの地域に住んでいても、3Rやごみの分別など、私たちにできることは同じです。そしてそのためには、私たち一人ひとりのしっかりした意識が欠かせません。
今のちょっとした心掛けが、近い将来の自分や自分の家族の暮らしに影響する。そんな気持ちを持ってごみ問題に取り組んでいきたいですね!
「広報いながわ」平成29年5月号
http://machiiro.town/p/21204#page/3
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