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  1. 自分らしく生きられる社会に(広報いよし 平成29年4月号)

自分らしく生きられる社会に(広報いよし 平成29年4月号)

街中でお父さんがベビーカーを押すファミリーや、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしているお父さんの姿を見かけるようになって久しいですね。

どちらもある意味「力仕事」なので、理にかなっているのかなと思いますし、子育ては両親がするものだからお父さんが育児に参加するのは自然なんじゃない?そんな声が聞こえてきそうです。

ですが、一昔前の日本ではこういった光景は珍しいものでしたし、現在でもまだまだ少数派かもしれません。本日ご紹介するのは、「広報いよし」のそんな特集です。

「男女共同参画社会」の理想と現実

伊予市では、平成29年3月に「第1次伊予市男女共同参画基本計画」が満了しました。これは男性と女性のそれぞれが、家庭や社会の中で平等に活躍できる社会づくりを目指した取り組みです。

とはいえ、いまのところ成果はいまひとつ。

最近実施したアンケートによると、社会や家庭がいまだに「男性優遇」だと感じている市民は、(男女含めて)全体の半分にものぼっているそうです。

伊予市ではアンケート結果も踏まえて「第2次伊予市男女共同参画基本計画」を策定、今後も男女平等のための取り組みを進めていく考えです。

「男女共同参画」はいいことずくめ

全体的にはまだまだ道半ばの「男女共同参画社会」ですが、個々の市民の中にはすばらしい成果を実感している人たちもいます。

広報紙では数組の家族が紹介されています。その中のご夫婦はご主人がお子さんの出産に合わせて1カ月の育児休暇を取りましたが、それまで「ろくに料理も作ったことがなかった」そうです。

それでも身をもって育児の現実を知ったことで、奥様と共感・理解し合える場面が増え、育児休暇終了後も「育児のために早く家に帰ろう」と仕事の効率も上がったとのこと。

まさにいいことずくめですね。

みんなで取り組む課題

上記のご夫妻のような成功例はあるものの、伊予市のアンケートからも読み取れる通り、男女が平等に活躍できる社会の実現は、そんなに簡単なことではありません。

現実には男性が育児休暇を取ることは難しいうえ、「女性は家庭で家事に専念するもの」という意識も根強く残っています。

男女共同参画社会というのは、平等に活躍したいと願う本人たちだけでなく、上司や同僚、近所の人たちといった「周囲の人」を含め、みんなで実現するもの。

それぞれの人が「自分らしく」活躍できる社会を作るためのきっかけとして、まずは(伊予市のような)行政が行う取り組みを知ることから始めてみませんか?

「広報いよし」平成29年4月号
http://machiiro.town/p/20134#page/3

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