自治体営業のノウハウが学べるWEBメディア │ 自治体クリップ

MENU

  1. がん検診をもっと多くの人に(広報かに 平成29年2月号)

がん検診をもっと多くの人に(広報かに 平成29年2月号)

つい先日、健康診断を受けてきました。普段は滅多に病院など行かないので、待合室のあの雰囲気にはなかなか馴染めないんですよねー…。というか(正直なところ)、たとえ健康診断でも病院にはあまり行きたくないなぁなんて思ってます。

でも、この記事を読んでちょっとだけ意識が変わりましたよ。

がんの早期発見を目指して

日本人の3人に1人は「がん」で亡くなっています。

がんの死亡率を少しでも減らすには早期発見・早期治療が欠かせないと言われていますが、同じ早期発見でも、検診でがんを発見した人のほうが検診以外で発見した人より生存率が高いそうです。

このため可児市では、一人でも多くの市民にがん検診を受けてもらえるよう、5つの面から検診の仕組みを改善してきました。

受けやすい検診の仕組み作り

一つ目の改善ポイントは、受診できる医療機関を増やしたことです。以前は巡回検診車だけで行っていた検診も、今では自宅に近い医療機関で受けられるようになりました。

二つ目に、受診の時期が選べるようになりました。以前は誕生月の前後にしか受診できなかったそうなので、忙しい人にとっては特にありがたい改善点ですね。

三つ目に、費用を抑えました。市や国が費用の一部を負担することで、乳がん検診は無料、一番高い胃がん検診でも2000円で受けることができます。

四つ目は、プライバシーへの配慮です。世帯ごとではなく個人ごとに通知を送るようにしたため役所の費用負担と手間は増えましたが、かわりに素早い通知や指導ができるようになりました。

五つ目に、アフターサポートを充実させました。検診で気になる結果が出た人をそのままにせず、積極的に連絡をとって、精密検査を勧めたり助成金の手続について説明しています。

こうした改善の結果、可児市では平成27年度に3万人以上の市民が検診を受けたそうです。

がん検診を受けましょう

記事によると、可児市で検診を受けた3万人のうち86人の方にがんが見つかりました。

割合だけ見れば小さな数字ですが、がんが見つかった本人にとっては人生を左右するほど大きな出来事ですよね。もし検診を受けていなかったら、そのまま手遅れになってしまった人もいたと思います。

健康は大事!検診も大事!「最近検診を受けてないな」という方はぜひ役所に問合せて、検診を受けてみてくださいね。

「広報かに」平成29年2月号
http://machiiro.town/p/18155

アプリで読むにはこちら
※マチイロが起動し、自動的にダウンロードが開始されます(iOS版のみ)

 

広報紙をもっと身近に

マチイロは自治体が発行する広報紙をいつでもどこでも読めるアプリです。
地域の魅力的な情報をぜひご覧ください!

「自治体クリップ」とは?

自治体クリップとは、グループ会社で15年以上自治体関連事業に特化してきた知見を活かし、
企業の課題解決をサポートするwebサイトです。

自治体営業には”コツ”があります。

これまで培ってきたノウハウとネットワークを活用し、
自治体と企業のさらなる連携に貢献したいと考えております。

メルマガ会員募集中