自分の身を守るために(広報きりしま 平成29年6月号)
日常的に大なり小なりの地震が発生している地震大国日本。今年の4月で熊本地震から1年がたちましたね。
日頃の備えは充分ですか?急な事態に対応できる備蓄と知識はありますか?そう問われて即答で「大丈夫!」と言えるあなたにも、自信のないあなたにも、ぜひ見てもらいたい特集記事。
本日ご紹介するのは「広報きりしま」です。
試される”自助”力
熊本地震から1年がたった4月、避難生活による体調悪化などで死亡した災害関連死者数が、直接死50人の3倍強となる170人に上ったことが消防庁のまとめで分かりました。一度は助かったにもかかわらず失われた命。 ~中略~ 突然避難生活が訪れたとき、あなたは大丈夫ですか。今回は、自分の身を守る”自助“力の必要性を考えます。※本文抜粋
昨年4月に熊本県と大分県を中心に起きた「熊本地震」。これまでに関連死などを含め225人が死亡、最大18万人以上が避難生活を送ったそうです。
被災後、避難生活に苦しむ人々のために全国から支援物資が送られました。ですが道路の損壊やニーズのずれなどが発生し被災者の手元に満足に届かない事態が発生したとのこと。
突然避難生活を余儀なくされたとしたら。希望の物資が不足する事態に直面したら。わたしたちはどうしたらいいのでしょう。
「もしも」を「いつも」へ
驚く情報を目にしました。
■「3日間」ではなく「7日間」の備えを。
よく耳にする「3日分の備え」では不足することが考えられるため、食糧や物資は1週間以上確保する必要があるとのこと。
■被災が軽微な場合は自宅に留まる。
熊本地震関連死の約24%、41人が車中泊後に亡くなっているそうです。避難所から離れた場所で避難すると救護班が把握しにくく支援が届きにくくなるため。
詳細は「広報きりしま」を見ていただきたいのですが、これまでの認識を更新する必要があるなと感じました。
では、具体的に7日間分の備えとはどのくらいの量なのでしょう?ご覧ください。
これで1人分とは!しかも必要最低限とは!!・・・いかん。備え全然足りてませんでした。
これらの非常食は、少しずつ食べて入れ替える「ローリングストック法」がオススメとのこと。
なるほど~!これならいざというとき食材が痛んでいるという心配をしなくていいし、日々防災を意識できていいですね。
他に身の回りで作る緊急用トイレの作り方も分かりやすく紹介されています。繰り返し言いますが、ぜひ「広報きりしま」を見てみてくださいね。
「もしも」を「いつも」と変換して過ごすことは、本当の「もしも」のとき大きな助けとなってくれることでしょう。
いざというとき、大活躍な備蓄品。
もしもに備えた備蓄品。いざというとき使える自信はありますか。そこで県キャンプ協会の西昌平さん(60)に、避難時に役立つ技術を教えてもらいました。家庭でも簡単にできることばかり。まずは試して、災害に備えましょう。※本文抜粋
”家庭でも簡単にできる”というのはありがたいですね。生き抜く知恵を学びましょう♪一部ご紹介します!
カセットコンロとラップで炊飯
カセットコンロとラップでお米が炊けるなんて。しかもそのままおにぎり感覚で食べられるなんて!感動です・・・。お米、大好きなんです。
ラップで防寒
ラップといえば、お皿や紙皿に敷いて食事をすれば洗い物が出ないと聞いたことがありましたが、防寒に使うとは!知りませんでした。身体を冷やさないためにも大切な情報ですね。
この他にもお役立ち情報が満載です。全部メモ取りたくなりますよ!ここだけの話、アプリのスクラップ機能を使って個人的に保存しちゃいました♪みなさんもぜひご活用くださいね。
”自助“力を養う
地震に限らず、いつ何が起きるか分かりません。だからこそ、日頃の備えが本当に大切なんだと感じます。そして何か起こった時、家族や周囲にいる人を助けるためには、まずご自身の身を守る力が必要ではないでしょうか。
いつか来るかもしれない、その時のために無理なく準備をする。今こそ災害への備えを確認しましょう!
「広報きりしま」平成29年6月号
http://machiiro.town/p/22445#page/2
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