大切な人を守るための心がけ(市報くまがや 平成29年3月号)

新聞を読んでいると、每日のように交通事故のニュースを目にします。もちろん死亡事故も少なくありません。
犠牲になった方にも生活があり、家族がいて友人がいて・・・と考えると、やりきれない気持ちになりますね。
こうした悲劇を少しでも減らすカギになるのは、普段からのちょっとした心がけ。今回の「市報くまがや」の特集はそんな内容です。
「当たり前」の行動で事故は減らせる
熊谷市では、平成28年の1年間だけで5,789件の交通事故が発生したそうです。なんと、1日あたり16件のペース。その中には7件の死亡事故も含まれているとのこと。
原因の7割は脇見運転で、そのあとに一時不停止と信号無視が続いています。また、歩行者や自転車の無理な横断が大きな事故につながるケースもあります。
これって、全て当たり前の「交通ルール」ですよね。
つまり、ドライバー・自転車利用者・歩行者すべてが「当たり前」のことに気をつけるだけで、ほとんどの事故は防げるということです。
3つの注目ポイント!
交通事故の原因になりやすいポイントは、3つあります。
1つめは「飲酒運転」。“飲んだら乗らない”のは当たり前のことですが、実際には飲酒運転による事故は後を絶ちません。
飲み会に参加するときは、「飲んだら乗らない」ことや運転代行サービスの利用を徹底するよう、お互い声をかけあいましょう!
2つめは「横断歩道の一時停止義務違反」。実に9割以上のドライバーが、この違反をしているそうです。
信号のない横断歩道に歩行者がいる場合は、一時停止!…教習所ではそう習います。こういう基本的なルールについても、再確認しないといけませんね。
3つめは「高齢による身体機能の低下と認知症」です。誰しも年齢とともに身体機能が衰えますが、気付かないまま運転を続けて事故を起こすケースが増えています。
行政や警察の指導のもと、免許証の返納を検討したり、認知機能検査をしっかり受けることが必要ですね。
交通事故を防ぐために
繰り返しになりますが、ほとんどの交通事故は、当たり前の交通ルールをしっかり守るだけで防げます。
熊谷市では広報紙で「交通安全教室」の利用を呼びかけています。
同じような取り組みはどこの自治体でも行っているはず。ぜひ積極的に活用して、悲しい事故を無くしていきましょう!
「市報くまがや」平成29年3月号
http://machiiro.town/p/19073#page/1
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