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  1. 在宅医療という選択肢(広報なすしおばら 平成29年12月5日号)

在宅医療という選択肢(広報なすしおばら 平成29年12月5日号)

「自分らしく生きる」と聞いて、みなさんはどんな生き方を想像しますか?

年代や価値観、住んでいる環境などによっていろいろな答えがあるでしょうが、社会の高齢化が進む最近では、住み慣れた自宅で人生を全うすることを挙げる人が特に増えているそうです。

というわけで、今回のテーマは在宅医療。「広報なすしおばら」の記事から、在宅医療や人生の終末期の過ごし方について考えてみましょう。

在宅医療への注目と取り組み

終戦直後の日本では、病気になったときに医師を自宅に呼ぶ、往診が一般的でした。そして実際に8割近くの人が、自宅で最期の時を迎えていました。これに対し現代では、大家族が減って家族の世話をできる人が減ったこと、車が普及して病院へアクセスしやすくなったこと、病院内に最新の医療機材が揃ったことなどから病院に行くのが普通になり、ここ数年は病院で亡くなる方が8割以上となっています。

ところがアンケート結果によると、医療や介護を必要とする人のうち、住み慣れた自宅で最後まで暮らしたいと考えている人は全体の半数以上。こうした声を受けて、国は在宅医療を入院・外来に次ぐ第3の医療と位置づけて全国的に普及を進めています。

那須塩原市でも、在宅医療に携わる医療福祉関係者が一同に集う多職種連携会議を月に一度開催し、在宅医療の専門家(医師や歯科医師、訪問看護師、薬剤師、介護福祉士・社会福祉士、居宅介護支援事業所など)が、さまざまなテーマごとに議論を交わして互いに理解を深めたり、それぞれの立場で日頃の悩みや業務内容を共有しています。

この多職種連携会議は昨年度から始まったばかりの新しい制度ですが、眼の前の患者さんを、そして最終的にはこの地域全体を良くしたいという共通の目標のもと、より質の高い在宅医療サービスを提供することにつながっているそうです。

人生の最期の過ごし方を考える

もちろん、人生の最期の場所として、病院を選ぶ人も少なくありません。病院では優れた医療スタッフが常に身近にいるという安心感や、整った設備で高度な医療が受けられるというメリットがあります。

これに対し在宅医療には、住み慣れた家・使い慣れた生活用品による安心感があり、家族にとっても面会時間のような制限はありません。体調が許す限り、本人が自由に過ごせるというのも大きなメリットです。

大事なことは、こうしたさまざまなメリット(と、裏返しのデメリット)を本人が選び、自由に意思表示することです。

とはいえ、突発的な体調の変化や病状の悪化などにより、本人の意思が周囲に十分に伝わらないこともあります。

そこでいま注目されているのが、いわゆる「終活」。たとえば書店などでも手に入るエンディングノートには、介護と医療や財産について本人の希望を書いたり、家族や大切な人へのメッセージを書く項目があります。こうしたツールを活用して、まだ元気なうちから自分の意思や家族への想いについて考えることが、最期まで自分らしく暮らすことにつながります。

ちなみに市内では、終活や在宅医療をテーマにしたさまざまなセミナーや講演会が開催されており、定員を上回る参加者を集めているそうです。

自分らしく生きるために

人生の最期は、いずれは誰にも訪れます。そのときのことを考えると、自分はどうしたいのかを普段からしっかり意識しておくことはとても重要ですね。もちろん、特に在宅医療を希望する人にとっては、自分の地域の医療体制も気になることでしょう。

こうした終活や在宅医療の情報は、地域の広報紙などを通して手に入ります。近所の本屋さんでエンディングノートを手にとってみるのも良いですね。

 

「広報なすしおばら」平成29年12月5日号
http://machiiro.town/p/29192#page/3

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