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  1. 大切なペットと暮らすための心得(好きですにちなん 平成29年7月15日号)

大切なペットと暮らすための心得(好きですにちなん 平成29年7月15日号)

あなたは犬派?猫派?

最近はペットを飼っている一人暮らしのお年寄りが多いと聞きます。ペットは心を許せる大事な「家族」なんだなと改めて感じます。

ただそんな大事な「家族」だからこそ、気をつけなければいけないことがあります。今回は、日南市の広報紙「好きですにちなん」の特集記事からペットと暮らすための心得について考えてみましょう。

残された「家族」の行き先を考える

ペットを飼っている一人暮らしの方が抱えるリスク…それは「自分がいなくなった時」のペットの世話です。急な入院や死亡によってペットを残してしまうことは十分に考えられます。実際、日南保健所管内では昨年度だけでそのような状況が6件発生しました。

もちろんやむを得ない場合には保健所が犬猫を引き取ることもあり、年齢が若い犬などであれば「しつけ」をした上で里親を募集できますが、それ以外の犬猫については殺処分の可能性もあり得ます。現在、宮崎県内では年間1,400匹の犬猫が殺処分されているそうです。

大切な家族であるペットを守るためにも、普段から「緊急時の預け先」などをあらかじめ決めておくことが必要ですね。

犬や猫への正しい接し方を知る

犬や猫を飼い始める時にも、準備や心構えが必要です。

例えば犬を飼う場合、飼い始めてから30日以内に市町村の担当窓口に届け出なくてはなりません。飼い犬が死亡した場合や市外へ引っ越す場合も届けが必要です。狂犬病の予防や迷い犬防止のためにも、これは守るべき大切なルールです。

一方で猫の場合は届出制度がありませんが、繁殖防止や病気の防止、交通事故の防止のため、家の中で飼うことが大原則。また不妊手術を受けさせることも大切な方法になってきます。

また、屋外で野良猫を見かけても安易に餌を与えてはいけません。「かわいそう」という動機で餌を与え続けると、野良猫たちはどんどん繁殖して、結果として「かわいそう」な猫を増やすことになってしまいます。

正しいルールと長期的な視点を身につけて!

犬や猫を見て「かわいい」と思うのは自然です。それでも家族として迎え入れるには、それなりの責任と覚悟が必要。周りの人やペット自身に迷惑をかけないためにも、しっかりルールを守りつつ、万一の時の備えをしておくことが大切です。

また、野良猫や捨て猫を見て「かわいそう」と思うのも自然ですが、一時の自己満足で餌を与えてしまうのではなく、長い目で見た行動(自制)も心がけたいですね。

なお、犬や猫の取り扱いについては自治体によって取り決めが違うことがあります。地元の広報紙などを通して、あらかじめ確認するようにしましょう!

「好きですにちなん」平成29年7月15日号
http://machiiro.town/p/24018

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