伝統食を地域ブランドに!(広報おわりあさひ 平成29年4月15日号)
全国の広報紙を読んでいると、それぞれの土地ならではの文化や風習を知ることができます。ちょっとした情報誌感覚ですね。
なかでも(個人的に)楽しみにしているのが「食べ物」についての記事。珍しい食べ物や地方独特の食べ方など、興味は尽きません。作り方などが紹介されているとなお良いですね。
「広報おわりあさひ」に興味深い特集がありましたのでご紹介しますね!
地域ブランド「箱ずし」を継承させたい
尾張旭市の伝統食は「箱ずし」と呼ばれる押し寿司。昔から、お祭りや祝い事の際に欠かせない定番料理でした。かつてはどの家庭にも、箱ずしを作るための専用の木箱があったそうです。
ただ、核家族化が進んだ現代では親戚など大勢で集まる機会がめっきり減ってしまったため、押し寿司を作る家庭も少なくなってしまいました。
そこで尾張旭市では、文化の継承と普及を目指して、箱ずしを尾張旭のブランドにする取り組みを始めています。
気軽に伝統食を知ってもらうために
地域ブランドを作るという尾張旭市の取り組みは平成27年にスタートしました。現在進めているのは「押し寿司の普及」と「尾張旭おでかけMAPの作成」です。
さらに、尾張旭市制作の動画まで誕生しちゃいました^^
【尾張旭市押し寿司推しています!!「棒の手と押し寿司」】をご紹介♪
後に尾張旭市となった村に縁起物として伝わっていた押し寿司。そして村の若者に真の強さを教えた天狗の話が紹介されています。わたしも拝見しましたが、つい見入ってしまいました。ぜひご覧くださいね♪
本編・字幕あり・・・10分弱の動画です。押し寿司の作り方が丁寧に紹介されています。作ってみたくなります。
ダイジェスト 版・字幕あり・・・約3分の動画です。お時間があまりないという方はこちらをどうぞ^^
ちなみに広報紙内でも、作り方が紹介されていましたよ。
で、完成した画像がこちら。美しすぎる・・・!
まずは「知って」みませんか?
尾張旭の押し寿司に限らず、人口減少や核家族化によって失われつつある地域の伝統文化はたくさんあります。時代の流れとはいえ、なんだかもったいないですよね。
できることなら文化や伝統は継承していきたい・・・。でもそのためにはまず、地域の人たち自身が自分たちの文化について「知る」ことが必要です。
みなさんの地域にも、地域ならではの伝統や文化はありませんか?もしあるなら、できる範囲で気軽に、そうしたもの触れてみたり、生活に取り入れてみたりするのはいかがでしょうか?
なにから始めたらいいかわからない、どこに情報があるかわからないという方は、ぜひ広報紙を読むことから始めてみましょう!
「広報おわりあさひ」平成29年4月15日号
http://machiiro.town/p/20807
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