手話で世界を広げよう(広報しぶかわ 平成29年2月1日号)
子どものころ「通訳者」の仕事に憧れてました。英語にフランス語に中国語。たくさんの言語を自由に操りながら、いろんな人と自由にコミュニケーションできるなんて…想像しただけでワクワクしますね。
でも、苦手でした…学校の英語…。
さて!気を取り直して、今日はちょっと変わった『言語』の話題をお届けします。
『手話は言語である』
渋川市では、4月1日より「渋川市手話言語条例」を施行します。この背景には、『手話は言語である』という認識があるそうです。そう、手話は「日本語」や「英語」と同じ、言語の一種なんですよね。
手話について知り、手話を使える人を増やすことは、差別や偏見のない地域社会の実現につながるのだそうです。
手話を身につけるために
条例には市の「責務」、そして市民・事業者それぞれの「役割」が書かれています。まず市の責務は、手話を使用しやすい環境づくりに取り組むこと。そのためには手話の普及促進や手話についての教育が必要です。
市民の役割は、手話についての理解を深めて、市の取り組みに協力すること。そして事業者の役割は、ろう者がサービスを利用したり雇用されたりするときに、可能な限り手話でコミュニケーションをとれるようにすることです。
実は、渋川市では毎年「手話奉仕員養成講座」を開講しています。また市内には、手話を学びながらろう者と交流する「手話サークル」もたくさんあります。講座やサークルを通して手話を自由に使えるようになったら、国や県の認定を受けて「手話通訳者」になるチャンスもありますよ!
みんなの世界を広げる手話
渋川市のような取り組みが全国に広がり、もっと手話が普及すれば、ろう者を含むすべての人がいっそう自由に交流できるようになります。
つまり、みんなの世界が広がるというわけです。これは楽しくなりそうですね!手話や手話通訳に興味を感じた方は、まずは公共機関が実施する手話講座から受講してみてはいかがでしょうか?
もちろん私も、さっそく問い合わせてみます♪
「広報しぶかわ」平成29年2月1日号
http://machiiro.town/p/18401#page/2
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