その時は突然に。日頃の備えで水害対策(広報ところざわ 平成29年8月号 )
記憶に新しい九州北部豪雨をはじめ、今年も日本各地で大雨や台風による水害のニュースが流れています。もちろん今年だけに限らず、毎年のようにどこかで発生しています。
たとえどこに住んでいても、水害は他人事ではありません。自分や家族が水害に巻き込まれたときのために、家庭でできる水害対策について「広報ところざわ」の特集記事から学んでおきましょう。
水害対策は正しい知識と情報収集から
水害が発生するのは川の近くだけとは限りません。下水道が溢れて道路が冠水したり、マンションの上層階でもベランダからの浸水被害を受けることがあるんだそうです。家庭での水害対策は、まずはこうした知識を「知る」ことから始まります。
所沢市では水害が発生しそうな場所を「洪水ハザードマップ」や「内水ハザードマップ」で告知しています。また水害発生時の避難場所や避難経路についても、市の「防災ガイド・避難所マップ」で知ることができます。
住んでいる場所によっては、建物の上層に避難する「垂直避難」や、安全な場所に住んでいる人のところに避難する「縁故避難」などを検討することもできるでしょう。
そのほかにも、水害発生の予測やリアルタイムでの状況把握に役立つ気象庁の「大雨警報・洪水警報」や市の防災行政無線、災害発生時の「罹災証明書」や宅地内の消毒といった支援について知っておくと安心です。
被害を食い止める「水のう・土のう」
「広報ところざわ」では、水害時の被害を食い止めるための道具として、「水のう」や「土のう」が紹介されています。
水のうは、家庭にあるもので簡単に作れるうえ取り扱いも簡単。市内で開催された「水のう作り講習会」に参加した方のコメントも掲載されています。
また土のうは、市内6ヶ所の土のうステーションや緊急用の土のう置き場に置かれているほか、市役所に配布を依頼することもできるそうです。
「いざ」のために「いま」から備える
水害に限らず、私たちの周りには日常的にさまざまな災害リスクがあります。そしてそのほとんどは、突然やってくるものです。
万一の災害時に被害を最小限にするため、普段から広報紙や行政のホームページなどで情報収集して、防災グッズを準備するようにしてください。もちろん、家族や近所の人たちと防災について話し合っておくことも大事ですね。
「いざ」というときのため、「いま」からしっかり備えておきましょう!
「広報ところざわ」平成29年8月号
http://machiiro.town/p/24351#page/1
アプリで読むにはこちら
※マチイロが起動し、自動的にダウンロードが開始されます(iOS版のみ)
広報紙をもっと身近に
マチイロは自治体が発行する広報紙をいつでもどこでも読めるアプリです。
地域の魅力的な情報をぜひご覧ください!