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ふるさと納税サイトを選ぼう!比較のポイントは?

ふるさと納税をするなら、納税サイトが便利です。自治体や返礼品の情報が詳しく紹介されているだけでなく、手続きのサポートもあるので、初めてふるさと納税をする人でも安心です。

ふるさと納税への関心の高まりにともない、納税サイトの数は増える傾向にあります。さまざまな納税サイトを比較して、自分に合ったところを見つけましょう。サイト独自のサービスを提供しているところも多いので、賢く利用して、よりお得にふるさと納税をしたいものですね。

ここでは、主な納税サイトの特徴や、選ぶときのポイントについてまとめます。

情報量ならピカイチ!情報収集に使いたい「ふるさとチョイス」

「ふるさとチョイス」は、株式会社トラストバンクが運営する納税サイトで、全国に1,788ある自治体をすべてカバーする最大手です。情報提供サイトとしての色彩が強く、自治体や返礼品の情報を得るためのデータベースとして利用する人が少なくありません。

申し込みは別のサイトで行う場合でも、まずは「ふるさとチョイス」で情報収集しておくと見落としがないでしょう。食料品からファッション、日用品に至るまで多様な返礼品を掲載していますが、家電はいっさい扱っていないという特徴があります。

まるで通販!ポイントも貯まる「楽天ふるさと納税」

「楽天ふるさと納税」の最大の特徴は、楽天スーパーポイントが貯まる点にあります。貯めたポイントを寄付に充てることもでき、楽天ユーザーにはイチオシの納税サイトとなっています。楽天市場で随時開催しているイベントに合わせて利用すると、寄付金の10%以上をポイント還元で受け取れます。

使い勝手は、楽天市場とほぼ同じで、マイページで利用状況が確認できるため、上限を超えて寄付してしまったり、どの自治体に寄付したのか忘れてしまったりといったミスを防げます。掲載自治体数は330あり、さらに増える予定です(2018年4月23日時点)。

口コミで探せる!返礼品を探しやすい「さとふる」

「さとふる」は、ソフトバンクが運営する納税サイトで、ナンバーワンの知名度を誇ります。掲載自治体数は343で(2018年4月23日時点)、返礼品が届くのが早いことに定評があります。また、グループランキングや特集ページなどが充実していて見やすく、初心者が使いやすいサイトと言えるでしょう。電話での問い合わせができるので、インターネットに慣れていない人にも向いています。

利用者のレビューが見られるのも、大きな特徴です。口コミを参考にして返礼品選びができるのは、安心ですよね。携帯電話会社が運営しているだけにスマホでの手続きもしやすく、決済方法の種類も豊富です。クレジットカード決済をはじめ、「ソフトバンクまとめて支払い」「auかんたん決済」「コンビニ払い」「Pay-easy」などが使え、ソフトバンクとauのユーザーには、特におすすめと言えそうです。

PCや家電も掲載!お礼の品が特徴的な「ふるなび」

「ふるなび」は、株式会社アイモバイルが運営する納税サイトで、掲載自治体数は145(2018年4月23日時点)とやや少なめですが、ほかの納税サイトではみられない独自のサービスを提供しています。その最大の特徴は、返礼品としてPCや家電を取り扱っていることです。政府が高額の返礼品を問題視していることを受けて、多くの納税サイトで家電の扱いを取りやめています。そのため、家電の返礼品を狙うなら、事実上「ふるなび」一択となっているのです。

また、年収2,000万円以上の人を対象にした「ふるなびプレミアム」は、寄付プランの提案や寄付代行を行うコンシェルジュサービスです。ふるさと納税を節税対策に利用したい高額所得者にとって、うれしいサービスといえるでしょう。ほかにも、「ふるなびグルメポイント」や「ふるなびトラベル」、「ふるなびファンディング」といった独自サービスがあります。これは、寄付金の一部をポイントに交換することで、提携先のサービスをポイントで利用できるというものです。また、2017年11月からは、寄付金1%相当のAmazonギフト券を還元するサービスを始めています。

ファッションや雑貨が充実!南相馬市への納税専用サイト「noma-style」

一般的な自治体の特産品ではなく、ブランド品が欲しい人にピッタリなのが「noma-style」です。福島県南相馬市の復興支援のためのサイトで、寄付金は「相馬救援隊」の活動資金に充てられます。最大の特徴は、返礼品がこのプロジェクトに賛同した企業からの提供品だという点にあります。

女性に大人気のファッションブランド「ジェラートピケ」や、キッチン用品の「ル・クルーゼ」、子育て用品の「エルゴベビー」など、レディースやキッズ向けのアパレル・雑貨の返礼品を多数扱っています。もちろん、レイバンのサングラスやマンハッタンポーテージのバッグなど、男性向けの返礼品も少なくありません。サイトのデザインも、納税サイトというよりはファッションサイトのようにおしゃれです。特産品以外の返礼品を探しているなら、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

マイルを貯めるなら!「ANAのふるさと納税」

「ANAのふるさと納税」の最大の特徴は、寄付金100円につき1マイル貯まるという点にあります。1万円を寄付した場合なら、100マイルもらえます。返礼品に加えてマイルも貯められるので、マイラー向きの納税サイトと言えるでしょう。掲載自治体数は92(2018年4月23日時点)です。

返礼品のなかには、ANA限定ボトルのスパークリングワイン「HIKOUKI CAVA」のセットや、オリジナルデザインのPCケースやブリーフバッグなど、ほかでは手に入らない品物もあります。ただし、支払いはクレジットカード決済のみとなっています。

納税先を見てみたい!旅行するなら「ふるぽ」

「ふるぽ」は大手旅行会社JTB西日本が運営する納税サイトで、掲載自治体は200です(2018年4月23日時点)。寄付金の額に応じて自治体独自のポイントをもらったうえで、それを特産品や旅行チケットに交換するというシステムを採用しています。寄付と返礼品選びが完全に切り離されており、寄付をしてポイントを貯めたあとは、好きなタイミングでカタログからゆっくり返礼品を選べます。ただし、ポイントには期限があります。自治体ごとに還元率が異なっているのがネックですが、JTBのトラベルギフトは還元率が高いためお得です。

10万円以上の寄付なら、半額相当のJTBトラベルギフトがもらえます。旅行が好きな人には、うってつけの納税サイトではないでしょうか。「ふるさとチョイス」と連携しており、実際の申し込みは「ふるさとチョイス」で行うことになります。決済の方法が、自治体ごとに違うので注意しましょう。

全国全自治体を網羅!「わが街ふるさと納税」

「わが街ふるさと納税」は、株式会社サイネックスが運営する地域情報配信サイト「CityDO!」のなかにある納税サイトで、全国の自治体1,788をすべて網羅しています。サイトの性格上、ポイント還元などはありませんが、詳細な自治体情報が入手できるというメリットがあります。さまざまな種類のランキングが見られるので、返礼品選びの参考にもできそうです。

決済方法としてクレジットカードや銀行振込のほかに、現金書留や現金持参などのアナログな手段も選べ、インターネットに慣れていない人にも向いています。抽選でAmazonギフト券が当たるキャンペーンなどを実施していることがあるので、こまめにチェックしておくと良いでしょう。

サイトの見やすさに定評!「ふるさとエール」

「ふるさとエール」は、クレジットカード決済代行サービスF-REGI(エフレジ)を提供する、株式会社エフエジが運営する納税サイトです。掲載自治体はF-REGI導入済みの自治体に限られ、44と少なめですが(2018年4月23日時点)サイト内が整理されていて見やすいのが特徴です。他企業や自治体とのコラボ企画が行われていることがあります。

Tポイントで納税できる「Yahoo!ふるさと納税」

「Yahoo!ふるさと納税」はYahoo!が運営している納税サイトですが、Yahoo! JAPAN IDがなくても利用できます。Yahoo! JAPAN IDでサイトにログインすると、Tポイントで寄付の支払いができ、支払い手続き完了メールを受け取れます。ただし、寄付をしてもTポイントが貯まるというわけではありません。決済にYahoo! JAPANカードを使えば、通常通り1%のポイント還元が受けられますが、特にお得になることはないのです。

「Yahoo!ふるさと納税」では、「ふるさとチョイス」や「さとふる」のサイトに飛んでから返礼品を選ぶことになり、他サイトと比較しても品揃えは抜群です。不定期にTポイントがもらえるキャンペーンを開催していることがあるので、ふるさと納税をする前には、チェックしておくことをおすすめします。

おわりに

いかがでしたか?

それぞれ強みが異なるので、自分にあったサイトを見つけてみてくださいね。

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