広報紙面インデックスだより(月刊広報平成30年5月号より)
本日は、「広報紙面インデックスだより」です。
日本広報協会(http://www.koho.or.jp/ )さまが発行している月刊誌「月刊広報(http://www.koho.or.jp/publication/ )」に掲載中の人気コーナー「広報紙面インデックス」から、編集部独自の視点で幾つかの広報紙をピックアップしてご紹介します。
今回は、6つの広報紙をピックアップしました。
命を育む大切な”食”
毎日口にするものなのに、知る機会が少ない食や農業。そこで、旭市を代表する品目として、お米、キュウリ、メロン栽培を行う農家や養豚農家に、それぞれの育て方や品目の特徴などについて聞いた。※本文抜粋
食の安全性について意識を持つ人が増えていますが、作り手の想いを直接知るチャンスは少ないですよね。「農業は大変」というイメージを持つ人が多いかもしれませんし実際大変なこともあるでしょう。
ですが、「農業はかっこいい職業なんだと知ってもらい、子どもたちにも興味を持って欲しい」と笑顔で語る農家さんからは、その大変さも魅力の一つとして捉え、仕事に誇りを持っているのが伝わります。若い農家の方が増え盛り上がりを見せる旭市。これからの活躍にも期待大ですね。
引用:「広報あさひ」平成29年3月1日号 http://machiiro.town/p/32061
舞台にかける思い
3月下旬の本番を前に、市民ミュージカル「走れ!夢の新幹線~キクとシンジの物語~」の稽古に励む出演者たちの様子を伝えながら、市民キャストやスタッフの思いを伝える。演劇文化を地域に根付かせることを目指した活動も紹介する。※本文抜粋
「新幹線の生みの親」と呼ばれた、十河信二と妻のキクの物語をミュージカルで表現する市民キャストの様子が紹介されています。練習では、客席の一番後ろから観る人にもしっかり声を届け表現できるよう集中して臨みます。
参加する人たちの想いが紹介されていますが、みなさん演劇の場に対し一生懸命ですし、楽しんでいるのが伝わりますよ。本番は3月25日でした。演劇を通して、それぞれがどんな学びを得たのか興味深いです。
引用:「広報さいじょう」平成30年3月号 http://machiiro.town/p/32862#page/2
まだまだあまちゃん その先へ!
平成25年の連続テレビ小説「あまちゃん」の放送以来、観光地としての人気が続いている久慈市や周辺地域。「あまちゃん」をブームで終わらせないために取り組んでいるロケツーリズムなど、観光の可能性について紹介。観光物産協会の会長には、「あまちゃん」の効果や今後の課題について聞いた。※本文抜粋
「あまちゃん」が放送されてから5年が経過して尚、観光客が減っていないという久慈市。通常ドラマの舞台になって注目度が上がっても一過性に終わるのが大部分だそう。久慈市のケースは珍しく、他の自治体の見本にもなっているようです。
ブームで終わらせないために、どんな課題を見つけどんな取り組みをされたのでしょう。まちに観光客を呼ぶ工夫をぜひ広報紙でご確認くださいね。
引用:「広報くじ」平成30年3月1日号 http://machiiro.town/p/37127#page/2
家庭で学べる つばめ防災すごろく
紙面に掲載されているサイコロやコマを使って、遊びながら学ぶ防災すごろく「そなえ編」「台風直撃編」を掲載。そのほか、防災は「次に何が起こり得るのか?」を想像するイマジネーション(想像力)が重要なことから、「我が家には何が必要か」を考えるための「自分で作ろう編」も用意した。※本文抜粋
ある日突然起こる災害。大雨や台風は事前に予測できても、どのくらいの被害があるかを事前に知ることはできません。備えが大切だと分かっていても備えられていないあなた。「広報つばめ」では実際に被災した方のお話が掲載されています。教訓になると思いますので、ぜひご覧くださいね。
さらに広報紙では、防災すごろくが付いています。家族で、友達同士で、認識を一致させるいい機会です。防災を楽しく学びましょう。
引用:「広報つばめ」平成30年3月1日号 http://machiiro.town/p/32113
正しい飼育で救える命
犬や猫の処分、譲渡の現状を紹介。殺処分数は減っているものの、保護される猫の9割を子猫が占めているという。そこで、捨て猫や野良猫を減らそうとする活動する市民団体の代表や獣医師会の会長に話を聞きながら、人と猫が共生できる環境づくりに向けて何をすべきかを紹介する。※本文抜粋
動物を飼っている人にとって、ペットは家族の一員。飼い始める時に、きちんと最期まで一緒にいようと決め、実行している人が大多数だと思います。ですが、「飼えなくなったから」と捨てられたり安楽死を望まれるペットがいるのも事実です。
広報紙では、殺処分の数が減っているものの、1年で5万6千頭の命を失っている現状が示されています。また、野良猫に無責任にエサをあげたり不妊手術をしなかったために増えてしまった猫についても紹介されています。
ペットを飼っていても飼っていなくても、ぜひこの機会にみんなで考えたいです。
引用:「広報とよはし」平成30年3月号 http://machiiro.town/p/31872#page/4
みんなで創り上げるまち
震災から7年。町民の努力、町を応援・支援してくれる人たちが「町のピースを埋めたり、ときにはその接着剤としての役割を担うことで」町は復興しつつある。寄せられた寄付金や携わったボランティアの数などを写真を交えて紹介。南三陸を支える人たちの声と、それに対する感謝の声を伝える。※本文抜粋
2011年3月11日に発生した東日本大震災から7年。失われた尊い命も含め、全て以前のように元通りというわけにはいきませんが、まちの復興はずいぶんと進んでいるようです。
広報紙では、この7年で南三陸町に寄せられた寄付金やボランティアの数を掲載。また、現在も変わらず支援している方々を紹介しています。その中でも、南三陸町の「人」が温かいこと、「お互い様の精神」でやってきただけ、といった声が印象的です。
また、寄贈された建物や寄付により建設が叶った保育園、図書館などが町民のみなさんと笑顔と共に掲載されています。直接出向くのが難しくても、支援はできます。寄付をしたり、「忘れない」ことも大切な支援につながるのではないでしょうか。心に留めておきたいですね。
引用:「広報南さんりく」平成30年3月号 http://machiiro.town/p/32075#page/13
まとめ
ご紹介した広報紙、いかがでしたか?
アンテナに引っかかるものがあったでしょうか?
色んな視点から作られる広報紙たち。来月はどんなものに出会えるでしょう。お楽しみに!
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