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キュートな図柄からユニークなものまで、ご当地ナンバープレートのデザインはどうなっている?

ご当地ナンバープレートをご存知でしょうか。2018年10月から、各地域で独自にデザインした図柄入りナンバープレートが発行されています。

特色ある図柄やカラーは、自動車を所有している人たちから大きな関心を集めています。

そこでここでは、5つの地域に絞ってご当地ナンバープレートのデザインをご紹介します。

ご当地ナンバープレートってなあに?

ご当地ナンバープレートとは、地域の観光地や代名詞的な風景・特産品などの図柄をあしらったナンバープレート(番号標)のことです。図柄入りのナンバープレートは以前から原動機付自転車などに使用されていましたが、2017年4月より自動車にも導入され全国で話題となっています。

2017年4月3日からは、2019年に日本が開催地となっている「ラグビーワールドカップ」を記念してラグビーナンバーが交付されました。また、2020年の「東京オリンピック」の支援を目的にオリンピックナンバーのデザインも発表されるなど、ナンバープレートに熱い視線が向けられています。

ご当地ナンバープレートは全国41地域で導入が決定されており、2018年10月から交付されることになりました。自治体では、地域の魅力を発信する「走る広告塔」として期待が高まっています。

仙台七夕まつりと伊達政宗(仙台市)

出典:仙台市ホームページ https://www.city.sendai.jp/machizukuri-chose/shise/gaiyo/soshiki/sesakukyoku/link/zugara-numberplate.html

宮城県仙台市のナンバープレートは、伝統ある「仙台七夕まつり」と騎馬姿の「伊達政宗」をモチーフとしたデザインです。七夕祭りのメインであるカラフルな吹き流しと、凛々しい伊達政宗の姿は一目で仙台のデザインとわかるでしょう。

仙台七夕まつりは政宗公の時代から続く歴史ある祭典であり、毎年200万人以上の観光客が訪れる「日本三大七夕まつり」のひとつです。地域の人々が数カ月をかけて手作りする豪華絢爛な笹飾りと、商売繁盛・無病息災を願って飾られる「七つ飾り」も見逃せません。

伊達政宗のイラストは青葉城址にある銅像がモデルです。この騎馬像は仙台の町並みを見守るかのように、仙台城の本丸跡の高台に佇んでいます。

福井県はダイナミックな「恐竜の化石」

出典:福井県ホームページ http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/brandeigyou/fukuizugara.html

福井県のご当地ナンバープレートの図柄は、森の中を歩く恐竜の化石がデザインされています。勝山市から発掘された肉食恐竜「フクイラプトル(フクイラプトル・キタダニエンシス)」の骨格化石がモデルです。

この化石は福井県立恐竜博物館に展示されています。「フクイラプトル」は全長4.2mのカウノサウルス類と考えられており、手足の骨がほぼ完全な状態で発見されました。これに基づいて、日本初の肉食恐竜の全身骨格が復元されたのです。

福井県では、この他にも草食恐竜の「フクイサウルス」や「コシサウルス」、日本で最初に学名がつけられた「フクイティタン」など多くの化石が発見されています。地道な発掘調査が続けられており、今後も新種発掘が期待されています。

福山市は「広島東洋カープ」とコラボデザイン

出典:福山市ホームページ http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kikaku/107083.html

広島県福山市の図柄は、「広島東洋カープ」とコラボした野球のデザインとなりました。赤を基調とし、ピッチャーが投球した姿とボールが遠近法で前方に大きく描かれています。対象地域は「福山・竹原・三原・尾道・府中市・大崎上島・世羅・神石高原町」で、残念ながら広島市は対象外です。

「広島カープ」は「カープ女子」といわれるほど熱狂的な女性ファンが多いため、流行のナンバープレートになるかもしれません。カープファンはぜひとも手に入れたいナンバープレートではないでしょうか。

徳島市は「阿波踊り」の踊り子たち

出典:徳島市ホームページ https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kurashi/chihososei/5007960/

徳島市のご当地ナンバープレートの柄は、全国的に有名な「阿波踊り」の踊り子たちです。藍色の美しいグラデーションで、躍動する踊り子たちが描かれています。徳島市の特徴をシンプルに表している、すっきりしたデザインです。

「阿波踊り」は四国三大祭りのひとつであり、約400年の歴史を誇る日本の伝統芸能です。三味線や太鼓・篠笛など古典楽器(鳴り物)の伴奏にあわせて、踊りの集団がさまざまな所作で踊り歩きます。

踊りのグループは「連(れん)」と呼ばれ、衣装や踊り方・使われる小道具などすべてが違っていて見飽きません。有名なものには、ウチワや提灯を持って足袋で踊る「男踊り」、編み笠を被り下駄で妖艶に踊る「女踊り」などがあり、特に祭りのフィナーレを飾る「総踊り」は圧巻です。日本で最もエネルギーに満ちた盆踊りではないでしょうか。

長崎県は「ステンドグラスの向こうに名所」

出典:長崎県ホームページ http://www.pref.nagasaki.jp/object/kenkaranooshirase/oshirase/308164.html

プレート全体をステンドグラスに見立て、その向こうに「平和祈念像」「大浦天主堂」「ハウステンボスの風車」が描かれています。いずれも長崎を代表する名所で、水色の空を背景にさわやかな図柄となっています。

長崎では、今もなお数多くの歴史的遺構が残されています。日本有数の観光地であり、東洋と西洋の文化が交じり合った独特の雰囲気がある街です。その歴史を紐解くと、「キリシタン」「鎖国時代の出島とオランダ文化」「坂本龍馬と幕末」、そして「原爆」と日本の歴史そのものが凝縮された地であることがわかるでしょう。

長崎のナンバープレートは、そのような歴史の歩みを感じられるものかもしれませんね。

魅力あふれるナンバープレートたち

5つのご当地ナンバープレートを見てきましたが、いずれも各地の魅力を最大限にアピールできるよう工夫されたデザインでした。

これら以外の地域も、すぐに地名を特定できるような図柄が選ばれており、自治体の並々ならぬ意気込みが感じられます。

地元愛と地域振興に、ぜひ利用したいですね。

 

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