編集部が選ぶ!2017年の広報紙~考えさせられた編~
今年も残りわずかとなりました。
2017年の広報紙を振り返るシリーズを全4回でお届けしています。
第三弾の今回は「考えさせられた編」。皆さんで考えるきっかけになれば。
目次
「広報いわた」平成29年2月号
http://machiiro.town/p/18753#page/1
昔は隣近所との関係性が密だったので、ご近所さんと遊んでもらったり叱ってもらったりと、子育てを助ける手がたくさんありました。ですが近年核家族化の増加や近隣との関係性が希薄になったことで子育て世帯が孤立する傾向が増えてきました。
忘れがちですが、誰しも赤ちゃんとして産まれてきて、手をかけてもらって育ってきました。だからこそ、子育てをがんばっているパパママを見守り手を差し伸べていきたいですね。
「町民だよりかみみね」平成29年3月号
http://machiiro.town/p/19524#page/2
ある日突然「がん患者」になったら。ご自身はもとよりご家族も不安に包まれ、それまでの日常を取り戻すことは困難ではないでしょうか。どうしてもふさぎ込みがちになり笑顔も減ることと想像します。そんな時、同じような境遇の人たちと思いの丈を吐き出せる場所があったら。
「社会貢献をしたい」と以前より思っていた馬場さんが自宅を開放して作られた「とっこら~と」は、がん患者や家族が気軽におしゃべりできる場です。おしゃべりしながら情報交換したり、専門スタッフに相談することで安心でき笑顔が増えるんだとか。笑いは免疫アップになると言います。このような場がどんどん増え、患者さんの助けになることを願います。
「広報よねざわ」平成29年5月1日号
http://machiiro.town/p/21639#page/1
犬、猫をはじめとして多種多様なペットがいます。家族の一員として迎えるということは、その命に対する責任を持つことになります。しかしそのことを頭では理解していても、何かしら不都合が生じるとペットの命を邪険に扱う人が、残念ながらいるのが現状です。
飼い始めても想像と違ったり、病気になったり、また飼い主の転居もあり得ます。自分勝手な理由で犠牲になるペットを減らすためにも「かわいいから」と安易な気持ちで飼いだすのではなく、事前に準備をすることが大切ですね。広報紙には詳細が記載されています。ぜひご覧ください。
「広報とよあけ」平成29年6月1日号
http://machiiro.town/p/22163#page/6
食育の大切さが叫ばれる中、その反面で食品ロスが増えていることは矛盾していますし問題ですね。食品ロスを削減するために高校生が書いたイラストからは、食べ物を大切にするという当たり前のことを思い出させてくれるものばかり。しっかりとメッセージが伝わってきます。
近所のスーパーでなんでも買える時代だからこそ、何を手に取りどう調理するかをしっかり考え選択することが重要です。皆で考えていきましょう。
「広報ちの」平成29年6月号
http://machiiro.town/p/22082#page/1
「オレオレ詐欺」からはじまり現在もニュースで耳にする詐欺の話題。情報はたくさん出ていますから「自分は騙されない。冷静に判断できる。」そう思っている方は多いかもしれません。ですが、残念なことに詐欺手口が進化しています。構えていても、思いもよらぬ方法で不意を突かれたら。それでも騙されない自信があるでしょうか。
大切なのは周りの人たちとのコミュニケーションです。日頃から連絡を取り合い、何かあったときは必ず確認する。シンプルですが大切なことですね。変だなと思うことがあったら、まずは深呼吸して落ち着ける準備をしたいなと思います。
「広報いぶすき」平成29年7月号
http://machiiro.town/p/23354#page/3
地球において、海と陸の比率は7:3だそうです。地球の7割を占める海。広く深く様々な生物が生息しています。海が汚れてしまったら地球全体の環境にも大いに影響すると考えられますね。広報紙では、ウミガメを通して海について問題提起しています。
指宿市ではウミガメが上陸し産卵します。ですが海岸にゴミなどの障害物があると上陸しなかったりゴミを食べてしまったりして弱ることがあるんだそうです。ウミガメが無事に成長するのは5000匹に1匹。大人になれるウミガメをもっと増やすためにも海をきれいに保つことが必要です。ウミガメに限らず、全ての生物のためにもゴミのポイ捨てをしないなど意識を持ちたいですね。
「広報いわみざわ」平成29年8月号
http://machiiro.town/p/24798#page/1
岩見沢生活サポートセンター「りんく」が今回の舞台。りんくは、人と関わることが苦手だったり心に病を抱えた人々に無料で就職先を紹介する機関です。ハローワークとは一線を画すサポートがあり就労希望者が安心して臨める仕組みになっています。
今までできたことができなくなったり、自分でも分からない変化に戸惑い日常生活が困難に感じることは誰にでも起こり得ます。そんな時、「できること」に着目して支援してくれる人がそばにいたら。頼もしく感じますし一歩踏み出す勇気が生まれるかもしれません。りんくのような場所から自立する方が増えるのは喜ばしいことですね。
まとめ
「考えさせられた編」をお送りしました。
メディアでよく見かけるものから広報紙ならではの地域に密着したものまで様々でしたね。発行している自治体の地域は様々ですが、どのテーマを取ってみても、誰もが対象になり考えることができます。
どうか無関心にならず意識していきましょう。