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  1. 地域医療支援病院とは?病気になる前に押さえておこう

地域医療支援病院とは?病気になる前に押さえておこう

もし、自分では対処できない重い病気にかかったときは病院に行きますが、すべての病院が重い病気に対処してくれるわけではありません。

重い病気に対処するためには充実した医療設備などが必要であり、そんな病気に対応できるのが地域医療支援病院なのです。

今回は、地域医療支援病院とはいったいどのような種類の病院なのか、詳しく解説します。

地域医療支援病院とは?要件がたくさんある

地域医療支援病院とは、開業医などその地域の病院を利用した際、より詳しい診察を受けた方がいいと判断された患者に紹介される大規模な病院のことです。

地域医療支援病院は、複雑な病症の患者に対してより詳しい検査および入院・手術を施し、適切な治療を実施するために重要な役割を担っています。そして、重症だった患者の病症が安定した場合、開業医など地域の「かかりつけ医」を紹介し、地域の病院と連携することも地域医療支援病院の特徴です。

地域医療支援病院は、各地域の都道府県知事の承認を受けることによってその名称を名乗ることができ、そのためにはいくつかの要件を満たななくてはいけません。その要件とは、24時間体制で救急患者に医療を提供できる受け入れが可能、そして、重症患者を最優先することなどが挙げられます。それから、24時間体制でなおかつ多くの患者を受け入れ可能とするため、病床数が200床以上なくてはならないことも要件の1つです。

また、その地域の医療機関との連携をスムーズに行い、地域の医療機関だけでは行えないフォロー体制を取っていることも重要な要件といわれています。そのフォロー体制とは、地域医療支援病院が所有している高性能医療機器や入院ベッド、充実した設備の手術室などの共同利用です。そして、地域ごとの医療従事者のスキルと知識を向上させるための研修の実施も、重要な要件です。

それから、地域の開業医などから紹介される、その紹介率も地域医療支援病院として承認されるためには大事な要素といわれています。その紹介率は、80%以上という設定になっており、65%以上の場合は逆の紹介率が40%以上、50%の場合は逆紹介率が70%以上という数値です。これらの要件を満たし、さらに地域の開業医など他の病院と連携が行われ、お互いのところへ患者の紹介が円滑にできているかどうか、という点も地域医療支援病院として認められる重要なポイントとなっています。

症状が軽い人は地域医療支援病院には通院できない?

都道府県知事から地域医療支援病院として指定されている病院は、先述した通り他の病院からの紹介率が80%以上、そして、重症患者を優先するという要件を満たしている病院です。そのため、抱えている症状が軽い患者の場合は、地域医療支援病院として指定されている病院の利用はできないこともあります。

よって、地域医療支援病院で診察をしてもらいたいときは、地域の開業医などから紹介状を書いてもらう必要があるのです。もし、紹介状がない場合で、立派な医療設備がある地域医療支援病院を利用する場合、通常の診察料だけでなく特別の料金を支払うことになります。風邪や軽い症状の病気の場合はその地域の開業医など小規模な病院へ、重い病気を抱えた場合は紹介状を書いてもらい、大規模な地域医療支援病院へ行くことが良い方法といえるでしょう。

地域医療支援病院では、開業医などの「かかりつけ医」を持つことを推奨しており、かかりつけ医がいない場合は、その患者の住んでいる地域ごとのかかりつけ医の紹介も行っています。かかりつけ医と地域医療支援病院は、お互いに患者を紹介し合う連携システムが整っています。

そのため、症状の軽い、重いにかかわらず最初は地域の開業医などに診察してもらい、自分のかかりつけ医を持つことが大事です。そして、体調に不安があったらかかりつけ医に相談をして、紹介状を書いてもらうかどうか判断してもらいましょう。

 

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